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過去の大会レポート

過去の大会レポート

第六回介護甲子園 決勝大会

2016年12月18日、第六回大会が大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催されました。
過去5回、東京での開催から一転し初の大阪開催となりましたが、多くの方にご来場いただくことができました。
ご来場いただいた皆様、およびご協力いただきました関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
第六回大会は前回開催時のエントリー数 2,771 事業所からさらに2,000事業所以上増え、介護甲子園史上最大のエントリー数となる4,812事業所にご参加いただきました。 962.4倍という競争率の中から決勝まで駒を進めた5事業所は、なんと全て西日本の事業所という異例の結果に。第七回へ向け、素晴らしい一歩となりました。

[介護付き有料老人ホーム]さわやか立花館(福岡県)

亡くなったご入居者のために、施設で葬儀をできるか? その「挑戦」を通じ、スタッフの 意識が変わっていく過程を見せてくれました。葬儀が他のご入居者に悪影響を与えない か?そんな懸念を抱えながらの葬儀が無事に成功したのをきっかけに、何に対しても否定的であったスタッフが率先して提案を行うようになり、施設の運営全体にご入居者を巻き込んでいく。さわやか倶楽部グループのイズムを感じるプレゼンテーションでした。



[通所介護]デイサービスどき2号館(香川県)

どき2号館を運営する有限会社ケアステーションの掲げる「サービス=営業」の理念。それは裏を返せば、営業=サービス、つまり安定的な事業所の経営こそがサービス水準の維持につながるという思想です。厨房スタッフの何気ない一言から、畑を借りて農業事業を始めてしまうオーナーの行動力、介護業務のかたわら畑作業にいそしむスタッフたちのチームワーク。理念経営がスタッフ一人ひとりにまで浸透していることが伺えるプレゼンテーショ ンでした。



[小規模多機能型居宅介護]森の家みのり荘(福岡県)

管理・干渉から離れた、「見えない介護」。それはアットホームな事業所だからこその、寄り添うような介護のスタイルです。緑あふれる環境で、外に出て自然の息吹を感じること、人と話すこと。そういった根源的な営みを続けることで、塞ぎこんでいたご利用者が次第に心を開いていった体験を紹介してくれました。マニュアル化できない、心と心で通じ合う介護の大切さに改めて気づかされるプレゼンテーションでした。



[訪問介護]北大阪れんげケアセンター(大阪府)

外国人スタッフを多く抱える「れんげメディカルグループ」の事業所。外国人だからという偏見によって起こるトラブル。しかし、それを乗り越えていくことで深い絆が生まれていきます。一生懸命、相手を思って接することで分かり合っていく過程には、国籍は問題ではないと気づかされました。「私たちは、特別なことをしているわけではありません」というプレゼンターの言葉が印象的なプレゼンテーションでした。



[通所介護]ポラリスデイサービスセンター八尾老原(大阪府)

ポラリスの推進する自立支援によって、たくさんの方が介護度を下げたり、介護保険を「卒業」したりと、自分らしい生活を取り戻していきます。アクティブな生活を送っていたあるご利用者は、要介護状態になって思うように歩けず、苦しい想いをされていましたが、ポラリスの自立支援によってパラグライダー飛行を実現するまでに! 介護の世界に、パラダイムシフトを起こす。 自立支援への強い想いが感じられるプレゼンテーションでした。





史上最大のエントリー数の中から栄えある最優秀賞に選ばれたのは、「北大阪れんげケアセンター(大阪府)」。
記念すべき初の大阪開催で、なんと地元大阪の事業所が最優秀賞に選ばれるという歴史的瞬間が誕生しました。
第七回介護甲子園は「介護&看護 EXPO」と共同開催となり、新たな試みとともに介護甲子園もさらなる舞台へと進んでまいります。
開催予定は2018年2月。続報をお待ちください。





第五回介護甲子園 決勝大会

2015年11月22日(日)、1000人を超える方々にお越しいただき、第五回介護甲子園が終了することが出来ました。本当に応援してくださったの皆さまのおかげと考えております。改めてありがとうございました。

今年は、前年の1,236事業所を大幅に上回る、2,771事業所ものエントリーをいただき、選考も困難を極めました。554倍という倍率を勝ち抜いて決勝大会に駒を進めた5事業所には、本年はじめて児童福祉・障がい者福祉分野の事業所が含まれていました。改めて、介護甲子園の取り組みの広がりを感じる大会となりました。

[放課後等デイサービス]児童デイサービスたからばこ(千葉県)

放課後等デイサービスという介護甲子園では初の障がい児の療育施設であるたからばこさん、とてもアットホームな雰囲気の事業所であることが伝わってきました。子供たちが1年で一番楽しみなクリスマスに向けた活動を主に紹介してくれました。子供たちの気持ちにいかに寄り添っていく必要があるか、その醍醐味と思いが伝わるプレゼンでした。



[通所介護]デイサービスどき2号館(香川県)

「ベンツを買うことが夢」という若手男性介護職員の夢をかなえるためには、どうしたらいいか?そのためには、「介護事業はサービス業」「全員営業」「具体的な目標の数値化」といったことを常に意識し、仮に介護保険制度がなくなってもデイサービスに通いたいと思ってもらえることを目指していく介護事業の質の向上に貪欲な姿勢が気持ちが伝わるプレゼンでした。



[高齢者グループホーム]ルンビニー(愛媛県)

認知症の方と過ごすグループホームだからこそできる取り組みとして、介護や認知症に関する相談やマッサージを提供する『おれんじカフェだんだん』の紹介をしてくれました。そして、生前はもちろんのこと、死後に最期の入浴をおこなう。感謝しながら入浴してもらうその姿が、利用者と家族に最後まで寄り添っていく姿が伝わるプレゼンでした。



[就労継続支援A型・B型]弘前ビジネスアカデミー(青森県)

介護甲子園初の障害者就労支援のプレゼンでした。障がい者が働く意欲を持つように5つのプログラムを用意し、彼らの好みに合わせた訓練プログラムを実施。介護施設の人員不足の解消の1つの事例として障がい者と一緒に働くことの提案をおこないました。企業に就労する困難や障がい者とのかかわりの中で相手の気持ちに気づいてあげることの重要性が伝わるプレゼンでした



[高齢者グループホーム]サンベストビレッジ浮間公園

「ミュージック&お笑いケア」「PPK(ピンピンコロリ)」とネーミングを作成する発想力が豊かな事業所です。取り組みの中では常に日常から笑顔が絶えない施設であることを印象づけてくれました。死の数時間前まで買い物をするなど、施設で元気に暮らしていく利用者の看取りのサポートをしていくことの素晴らしさを伝えてくれるプレゼンでした。





栄えある最優秀賞には、「グループホーム ルンビニー(愛媛県)」が輝きました。
四国初、西日本初ということで、介護甲子園にまた新たな歴史が刻まれました。おめでとうございます。
第六回介護甲子園は、場所を大阪・大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)に移し、2016年12月18日(日)に開催されます。
さらにフィールドを広げ、大きくなっていく介護甲子園のビッグウェーブに引き続きご声援をお送りください。





第四回介護甲子園 決勝大会

(文章提供:株式会社トーチ出版 「フランジャ」 http://www.franja.co.jp )

11月9日(日)に東京都千代田区の日比谷公会堂で「第四回介護甲子園」が開催されました。介護甲子園は日本介護協会(本部・東京都中央区、理事長:左敬真・いきいきらいふ社長)の主催により、「介護から日本を元気に!介護から日本を作る!」をスローガンに、「共に学び、共に成長し、共に克つ」という理念を体現する日本一の介護事業所を決めるイベントです。

今年のエントリー数は全国1236事業所で昨年の1.5倍。第1回のエントリーは135事業所だったそうですので4年間で応募数が約10倍になったことになります。当日は決勝進出までの競争率が250倍という激戦を勝ち抜いた5事業所が全国から集まり、最終決戦のプレゼンテーションを行いました。

シャローム泉北 社労夢工房 匠

まず、今回3回目の決勝進出となる「シャローム泉北 社労夢工房 匠」(大阪府堺市・写真左)は利用者が好きな作業をする「お仕事デイサービス」による作業療法を実践。リハビリの実施による人手不足を補うために、スタッフにインカムを配って連携を強化するなどサービスの質を維持しながら健全な運営を実現する取り組みをオリジナルの歌と共に発表しました。



たんぽぽデイサービス今伊勢

次いで、初出場の「たんぽぽデイサービス今伊勢」(愛知県一宮市・写真右)は介護スタッフの9割を占めるパート従業員の満足度の向上を通して、提供サービスの品質向上を図るため、職場での「子ども参観日」や「家族からの手紙」などを実施する取り組みを発表しました。スタッフの小学生のお子さんが「将来は母と一緒にたんぽぽデイサービスで働きたい」とビデオレターで嬉しそうに話す様子には、家族の理解と励ましはモチベーション向上と仕事への誇りを与えてくれると実感しました。



介護老人保健施設 平成の家

「介護老人保健施設 平成の家」(青森県弘前市・写真左)も初出場でした。平成の家は「働く!デイケア」をコンセプトに、労働を通して利用者に生きがいを提供する「平成の街」というプログラムを実施。マシンを用いた体を動かすだけのリハビリではなく、労働を通して日常生活に必要な動作を経験する取り組みを発表。プログラムを通して誰かの役に立つ、そして必要とされたことで病による半身麻痺から回復して、生き生きと働く利用者のビデオは感動的でした。



特別養護老人ホーム大井苑

昨年の介護甲子園で優勝した「特別養護老人ホーム大井苑」(埼玉県ふじみ野市・写真中)は、職員のスキルアップのためにランチョンセミナー形式の勉強会にケースディスカッションを導入した継続的な学びの取り組みを発表しました。ケースディスカッションで利用者への理解を共有するだけでなく、利用者の不都合を改善するためのアイデアを積極的に発言し合う様子がうかがえて素晴らしい環境を作っていると感心させられました。



栗林山荘介護ステーション

最後にプレゼンテーションをした初出場の「栗林山荘介護ステーション」(香川県高松市・写真右)は国民宿舎の大広間でデイサービスを提供する旅館デイサービスを行うことが特徴です。地域の高齢者への恩返しをキーワードに、日替わりで運動会やカラオケ発表会などレクリエーションを企画・実施して利用者に来てよかったと言われるサービスを提供する取り組みを発表しました。旅館の広間が空いている時間を有効活用するという栗林山荘のアイデアは、施設を持たなくても地域のインフラを有効利用してサービス提供ができる可能性を見せてくれました。





そして、来場者による投票で決定した第四回介護甲子園の最優秀賞に輝いたのは、働くデイケアを発表した平成の家でした。

最後に左さんから、来年の11月に第五回介護甲子園の開催が決定したという発表があり、
そして「介護サービスはご利用者の最期を見送る尊い仕事であり、誇りと憧れを持たれるようにならなければいけない。
100年続けられる産業となるために魅力を発信して新しい仲間を増やす」という力強い総括で閉会しました。

当日の取材では、舞台でプレゼンテーションに立った5組の情熱を感じただけでなく、
日比谷公会堂を満席にしていた来場者からも大きな一体感が伝わってきて、志を同じくする真剣さを肌で感じました。





第三回介護甲子園 決勝大会

2013年11月17日(日)、日比谷公会堂にて、
第三回介護屋甲子園を大盛況にて開催出来ましたことをご報告いたします。

日比谷公会堂の最大客席2000席を埋める満員御礼での開催となりました。
全国803エントリー事業所から、決勝大会に進んだ上位5事業所のプレゼンテーション。
各事業所の素晴らしいプレゼンテーションを聞いた2000人の観戦者が一票を投じました。

そして栄えある第三回介護甲子園の最優秀賞に輝いたのは、
埼玉県『特別養護老人ホーム 大井苑』となりました。

それぞれの5事業所のプレゼンテーションが素晴らしく、
大きな気付き、そして多くの学びの場となりました。
たくさんの介護スタッフが壇上で輝いている姿を見ることができました。
これは多くの方のご協力あってのことと感じております。

本当にありがとうございました。

ここからは各事業所のプレゼンテーションをお伝えいたします。

特別養護老人ホーム 大井苑

最優秀賞を獲った大井苑。積極的に取り組んでいる『ナラティブ』は、利用者それぞれの人生に寄り添い、過去だけでなく、現在、未来を通じ物語を紡ぎます。利用者がどのような半生を過ごされてきたのか、家族との思い出にはどのような物語があったのか。そして、どんな未来をこれから生きていきたいのか。利用者の人生を知ることでスタッフも家族のような関係なれる『ナラティブ』は、どの施設でも活用できる活動内容でした。



たんぽぽデイサービス城北

スタッフ50名の内、47名がパートであり、女性の方は全員主婦という施設でした。同じ境遇にいることでスタッフ同士が共感し、助け合いができており、アルバイトも正社員も関係なく、責任あるプロ意識の高いスタッフが多数いました。介護人材の不足が懸念され続けている日本の介護業界にとって、とても大きなヒントがありました。





あったかホーム毛呂山

アイデアが豊富で団結力のあるスタッフ同士で協力し合い、積極的にイベントを行う取り組みを実践した事業所です。なかでも利用者それぞれの夢を叶える「ふれあい計画」は、利用者の好きなことややりたいことをスタッフも一緒に真剣に取り組むことで人の命の大切さを感じ、スタッフが成長するきっかけになりました。利用者の「夢」、そして「命」に寄り添う気持ちが伝わる発表でした。



練馬キングス・ガーデン

看取りというテーマを、一人の利用者を取り上げ発表しました。本当にその方が望んでいることなのか。本当は自分たちの思い込みで、不快なことをしているのではないか?大きな葛藤の中で取り組んだ結果が、利用者の『ありがとう』という言葉でした。心の中まで完璧に理解することは難しいですが、深く関わることで、口に出せなかった利用者の思いを実現した感動的な看取りでした。




シャロームリハビリステーション

とにかく歩くことに特化して運営している新しい施設でした。『理屈抜きに、ただ歩きたいんだよ!』という利用者の言葉。今までできたことができなくなった利用者の本当の気持ちが詰まっているように感じました。介護側の都合で歩けなくなっていることを絶対に無くすとい信念は大変強く、他がやらないことをやり続けるという困難を乗り越えていく姿は学びとなりました。





最後になりましたが、第四回介護甲子園の開催が決定いたしました!
2014年11月9日(日)に開催します。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
改めまして、ありがとうございました。





第二回介護甲子園 決勝大会

介護事業所のスタッフ自らが、介護に対する想いや素晴らしさを伝えていく

更新日:2012年12月12日

1%の狭き門を勝ち抜いた、5事業所が日比谷公会堂のステージに

「介護から日本を元気に! 介護から日本をつくる!」。介護事業所の様々な取り組みを共有し、その活動と介護に対する想いを競い合う、第二回「介護甲子園」決勝大会が開催された。2012年12月9日、日比谷公会堂の決勝ステージに上がった事業者は、一次審査・ビデオによる最終予選を勝ち上がった、グループホームなも・ひまわり在宅ケアステーション・やすらぎの介護シャローム泉北(社労夢工房匠)・特別養護老人ホーム ケアポート板橋・ライフケアガーデン熱川の5事業所。第二回となった今大会では、昨年の約3倍となる423事業所が一次審査にエントリーし、決勝大会進出の確率は約1%という狭き門となった。

13:00からスタートした決勝大会で、まずステージに上がったのが2012年フラガール甲子園 特別賞を受賞した日本芸術高等学園のピリナハワイアンズ。ボランティアで参加したという彼女達の華やかなフラダンスで、この日の舞台の幕は切って落とされた。







それぞれの事業所が、それぞれの想いを届ける。

そしていよいよ、5事業所がステージに。それぞれにステージ上で、スクリーンでの演出を取り入れながら、自分達のこれまでの介護に対する取り組み、そして想いを観客席に届けていく。昨年もこの舞台に立ち、今年のトップバッターとして登場したグループホームなもは、演劇的要素や笑いも取り入れ、日常業務の中での気づきから生まれた「介護は心」の想い、そして地域との協力を訴える。



石巻に事業所を構えるひまわり在宅ケアステーションは、3.11東日本大震災の中での活動、そしてそこで得たたくさんの方の協力、たくさんの方の想い、そして見えない介護・読めない介護・見いだせない介護から、見る介護・読む介護・見つけ出す介護へ変わった自分達の介護に対する想いを。




やすらぎの介護シャローム泉北(社労夢工房匠)は、ご利用者さん達の特技を活かした工房という新しいディサービスへの取り組みの中での苦労、喜びと共に、介護以外の業界から介護の世界に飛び込んだスタッフ達の介護に対する想いを伝える。





特別養護老人ホーム ケアポート板橋は、EPA介護福祉士制度の導入によりEPA外国人候補者の受け入れによる現場の混乱から、理解。そして外国人候補者の努力を見た職員達がひとつにまとまっていく姿を、ステージ上で外国人候補者自身の声を交えながら発表。





ライフケアガーデン熱川は、娘さんが寝たきり入院中の祖母に結婚式にでてもらいたいという希望から生まれた混乱、そして昨年の介護甲子園を観覧して知った他事業所の取り組みかを知り、ひとつでも多くの笑顔をみたい、という気持ちから突き動かされた職員の変化をステージ上から語る。




決勝大会進出5事業所の熱い想いが伝わったプレゼンテーションの後は、ふくおか介護グランプリ2012で県知事賞を受賞した「医療法人清和会 介護老人保健施設シャンティ」の発表、さらにの特別講演を挟んで、いよいよ最優秀賞の発表へ。





そして最優秀賞は、特別養護老人ホーム ケアポート板橋に。

この日、日比谷公会堂に訪れた来場者のコインによる投票で選ばれたのは、特別養護老人ホーム ケアポート板橋。その瞬間、ひとつにまとまり抱き合い、感極まって思わず出たであろうガッツポーズが印象的な光景となっていた。そして目には涙。EPAを通して取り組んだ自分達の努力が、多くの来場者の心に訴えかけたこの最優秀賞の重みは、彼らのなかにずっと残っていくことだろう。

すでに第三回への歩みは始まっている。

表彰式の後、代表理事の左敬真氏の力強い挨拶などを経て、第二回介護甲子園決勝大会は終了となったが、第三回目の介護甲子園のスケジュール(2013年11月17日・日比谷公会堂)が発表されるなど、すでに来年へと向かった取り組みは開始されている。決勝大会の合間の休憩で、おそらく介護事業所経営の方々の「来年は、スタッフを連れて見にきたい」という会話が聞こえてきた。介護甲子園にエントリーとして参加する、または決勝大会を観覧する、それだけでも介護現場の中に「気づき」が生まれるはずだ。来年の決勝大会でも、様々なドラマが語られ、見る人にも何かを与えてくれることになるだろう。




伝説のスタート!! 記念すべき第一回目の「介護甲子園」が開催

日比谷公会堂を舞台に、それぞれの想いを伝えるプレゼンテーションを披露

更新日:2012年2月27日

去る11月27日、日比谷公会堂において、日本介護協会主催の「介護甲子園」の第一回大会が開催されました。

「介護から日本を元気に!介護から日本をつくる!!」をスローガンに、全国から参加事業所を募り、第三者による審査員選考となった一時予選に勝ち残った30事業所、さらにその中からビデオ審査となるネット公開投票による決勝大会進出事業所が選ばれ、日比谷公会堂で行われた決勝大会。この決勝大会でのプレゼンテーションは、各事業所ともに熱のこもったものとなりました。

決勝大会に勝ち残ったのは、特別養護老人ホーム練馬キングス・ガーデン、いいだクリニック(介護療養型)、グループホームなも、いいだクリニック訪問リハビリテーション、特別養護老人ホーム扇の森、の5事業所。それぞれ、審査でも使用されたビデオ映像を始め(ロングバーション)、ストーリ仕立てのものがあり、事業所の各業種のスタッフがそれぞれの想いを来場者に伝えるものがあり、笑いあり、踊りありと、趣向を凝らしたプレゼンテーションが繰り広げられました。

それぞれの事業所が、自分達の職場をよりよい環境にするための努力が痛いほどに伝わってきた、このプレゼンテーション。介護現場からみた、生きる意味、職員間の意見の対立から解決までの苦労など、15分という限られたプレゼンテーションの時間に込められた想いから発せられる言葉には重みが有り、観覧者は真剣な眼差しでステージを見つめていたようです。その中でも、多くの事業所に共通したテーマのひとつとなっていたのが、お客様の死という問題。その問題に対する取り組みや、職員の行動・想いに、涙を流していた観覧者も数多く見受けられました。

それぞれの事業者のプレゼンテーションに対しての審査は、会場に足を運んだ観覧者の一人ひとり。それぞれが良いと思った事業者に対して、一人一票を投票していくという方式となっていました。全事業所のプレゼンテーション終了後、特別ゲストとなった介護事業の展開も行っているワタミ株式会社の渡邉美樹・取締役会長のスピーチなどを挟んで、いよいよ最優秀事業所の発表へ。

記念すべき第1回目の介護甲子園の最優秀事業所に選ばれたのは、最初にプレゼンテーションを行った特別養護老人ホーム練馬キングス・ガーデン。

介護の3原則を基本とする個別ケアに真剣に取り組んでいるという、特別養護老人ホーム練馬キングス・ガーデン。その取り組みの一例として、若くして家を離れ家族と離ればなれになっていたおばちゃんの願いを叶えるため、おばあちゃんと共に職員がご両親のお墓参りに同行し、長い間行き来が無かった妹さんにも必至の交渉を行い、ついに感動の再会にいたるサポートの記録をビデオで上映。そしてその最後に、ビデオの主役となったおばちゃんがステージに表れるという演出に、多くの来場者が感動していまl:した。 また、ステージ上のおばあちゃんが最後に手を合わせ涙していた姿に、このプレゼンテーションが単なる演出ではなく、特別養護老人ホーム練馬キングス・ガーデンが普段から行っている個別ケアの成果なのだということが、痛いほど伝わるプレゼンテーションとなっていました。 多くの観覧者が訪れ、決勝大会に残った5事業所が熱のこもったプレゼンテーションを繰り広げた、記念すべき第一回の「介護甲子園」。この取り組みは単発ではなく、業界全体の活性化の為に「100年続く介護甲子園」を目指し継続的に行っていく予定となっています。来年の開催にはエントリー、決勝大会観戦というどちらのかたちでも、この「介護甲子園」に参加してみてはいかがでしょうか。

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